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カンタンにできる100の介護食


お年寄りと暮らす家族の毎日メニュー
杉山幸子/著

2000年10月20日発刊
[2003年・第4刷]
B5判・オールカラー128ページ
本体価格1,429円+税(税込1,500円)
ISBN4-900918-34-2 C0077

装幀:石坂淳子

☆品切れ中

 

★著者プロフィール

TV番組「はなまるマーケット」のこうや豆腐特集で紹介!
紹介レシピは、すべて杉山幸子さんのオリジナルです!

おいしく作ろう。いっしょに食べよう。

台所にあるものでできる
料理初心者でもできる
ヘルシーで食べやすい工夫がいっぱい

見てすぐ作れる
【写真】と【イラスト】
超カンタンレシピ

介護の日常には、ゆとりがありません。毎日毎日終わることのない食事づくりを、少しでも気楽に、楽しみながらできるように、難しい素材や料理法ではない、誰にでもできるメニューを考えました。

・噛むよろこびが味わえる
・素材がわかって柔らかい
・家族みんなで楽しめる
・低カロリー〈ニセモノ〉料理
・大人のヘルシーおやつ
・旬の素材で健康に
・目からウロコの アイディア料理
・超かんたんメニュー
・介護に役立つさまざまヒント
・いざというときに!裏ワザ集

【目次】

1 噛むよろこびが味わえる
そのままかぼちゃスープ/里芋のふわふわ蒸し/とろとろ卵スープ/あんずゼリー/お米と野菜の柔らかスープ/こうや豆腐の五目中華蒸し/きのこと麩のスープ/ぷるるんトマト/洋風すいとん/ゴマ豆腐/シーフードのクリームスープ/簡単かぼちゃプリン

2 素材がわかって柔らかい
つるつる寿司/丸なすの変わり蒸し/そうめんサラダ/野菜のこうやとじ/きゅうりのそぼろあんかけ/くずしこうやの八宝菜/きゅうりの詰め煮/肉づめこうやの含め煮/こうやのロールキャベツ/白菜シュウマイ/こうやのマーボー風/白菜の重ね煮/びっくり卵いなり/こうやの卵とじ/あさり粥/めかぶとこうやのツルツル和え

3 低カロリー〈ニセモノ〉料理
ひとくちこうやカツ/こうや豆腐のカツ丼/こうやウナギ/しらたき焼きそば/こうや春巻き/おからギョウザ/おさかなバーグ/納豆コロッケ/こんにゃく納豆/あべかわこうや/こうや豆腐のかりん

4 家族みんなで楽しめる
イカの五目豆腐/五目豆腐の餅米蒸し/きんちゃく豆腐/こうやの博多巻き/こうや豆腐の土佐揚げ/揚げ出しこうや/野菜とこうやの水炊き/カボチャとチーズの春巻き/野菜の梅和え/豚肉のモリモリ温野菜/イワシのナッツ揚げ/じゃがいもきんぴら/こんにゃくの白和え/こうやオムレツ/昆布の三色巻き/変わりなます/厚あげのはさみ焼き/紅白巻き/だて巻き/長芋のさっくり揚げ/おからどんぶり/ゆきんこ寿司

5 旬の素材で健康に
竹の子の豚肉巻き/焼き竹の子/ツナ竹の子/竹の子の味噌汁/
ワラビのやまかけ/ワラビと身欠きニシンの煮びたし/揚げこうやの菜の花和え/夕顔のあっさり煮/夏野菜のチーズ焼き/清流そうめん/夏野菜と白身魚のまろやか焼き/イワシの梅肉焼き/つみれの大葉焼き/ドジョウ汁/根菜の酒かす煮

6 大人のヘルシーおやつ
さくさくこうやクッキー/芋りんごのはちみつ煮/こうや入りいも団子/そばチップス/そば団子/そばせんべい

介護する人の味方、アッという間の超かんたんメニュー
こんにゃくの酢味噌和え/さやいんげんのマヨ味噌和え/なめたけ和え物(長芋和え/大根おろし和え/イカときゅうり和え)

目からウロコの アイディア料理
昆布茶だけで驚きのうまみ(こぶ茶大根/蕗のこぶ茶煮)/味噌汁の具が大変身(超・簡単酢の物/超・簡単和え物)

カンタン料理にはワケがある!
杉山流いざというときに役立つ裏ワザ集
甘味噌(小いものからめ煮/焼きなすの甘味噌添え)/簡単だし汁/酢漬け(蕗のとうの甘味噌和え)/そのまま冷凍(風味満点きのこ/笹の葉の冷凍)/ビン詰めコレクション(山菜の塩漬け/きのこの醤油漬け/きのこの塩漬け/あんずペースト・さっぱり和え/じこぼの味噌漬け・おろし和え/しその実の塩漬け・野菜の即席漬け/竹の子のビン詰め)

[column]介護のヒント
食べる意欲は生きる意欲(草薙歯科医院・草薙雄俊)
介護食はペースト状?
歯と口が支える体とこころの健康(草薙歯科医院・草薙雄俊)
ちょっとした工夫で食欲増進
近ごろ話題の「大豆イソフラボン」に注目
こうや豆腐はインスタント食材の王様
からだの栄養、足りてますか
悲しいときこそ笑ってしまおう

[special column]
「介護される気持ち」を知ることから(長野県食生活改善推進協議会々長・原揖)
介護はみんなの問題。そうなる前から食改善を(長野市会議員・阿部孝二)
〈素人〉のそば打ちが考える料理の喜び(中部森林管理局長・大槻幸一郎

編集担当・荻野の「出版その後」

…ホンのおまけvol.4より

人前にお尻をさらす羽目に陥った。腰を痛めて、整形外科に行ったときのことだ。
さらす、だけでなく、さらされたものを目にさせられた。診察室のドアを開けた瞬間、診察台に座り、尻丸出しの男性が目に入ってギョッとした。治療を受けている全ての人が、背中、尻、太股などを丸出しにしていたのだ。ウソでしょ……。いやーな予感は大当たり。医者も看護婦もえらく態度がデカい。原因や治療法に関しては要求しないと説明もない。おまけに治療中は大勢の患者さん達の前で「丸出し」だ。
丸出しそのものに文句はない。治療に必要ならば、どこまででも潔くお見せする。がしかし、他人のは見たくないし、自分のは見せたくない。当たり前の感情でしょ。
が、痛さにはかえられず、恥ずかしさと怒りを胸に秘めつつ通院した。痛みをとってやるんだから、恥ずかしいなんてゼイタク言うんじゃないってことなんだろうか。そんな神経で医者やるな!、と吠えたくても吠えられない、「お医者様に診ていただく」私の立場は弱い。
丸出しのお尻を目にした瞬間、頭に浮かんだ人がいる。山ノ内町で痴呆専用のグループホームをつくった介護道30年以上の大ベテラン、バリバリの達人・小島つる江さんだ。
ヘルパー講座の講師でもある小島さんの授業は、実践中心で、受講生が体験しながら考えられる内容だ。
例えば清拭の授業。体を拭くだけじゃなく、温タオルを背中にあててもらうという気遣いがいかに気持ちよく、相手に心を開くことになるか、を受講生たちは実感する。同時に、他人に体を見られることがいかに恥ずかしいか、も。そこで、小島スペシャルのテクニックが伝授されるのだ。「相手が恥ずかしいと思ったら、それはやる人の責任」という小島さんの声が凛と響く。
講座を見学した後のお尻丸出しである。たまらず小島さんに怒りをぶつけると、全てをやさしく受け止めた後、静かにおっしゃった。「でも、黙っていたらずっと変わらないよね。誰かがイヤだと言わないと、いつまでも同じ思いをする人がいるよね」と。
この一言で、私は改めて思い知らされた。小島さんと自分の決定的な差を。小島さんは介護の世界を変えてきた人だけど、それはいろんなイヤな思いも自分で引き受け、行動してきたからだ。ただ怒ってるだけの人か、怒りを小さな革命にできるかの違いはそこにある。
自分が介護される立場になったら、と考えてみる。例えばヘルパーさんに「もっとこうして」と言えるだろうか。うーん……。医者と患者がそうであるように、相手はプロでそれを生業とする人なんだから要求して当たり前なのに、だけど、立場をフェアにできない「してもらっている」という意識が、受け手である私の根っこに染みついている。
でも、私は必ず老いて、いつか死ぬ。だとすれば、その時がやってきても大丈夫と思えるような状況を作り出すしかないんじゃないか。強靱な体力も、オトコも、財力もない三重苦の私が気持ちよく過ごせる社会は、多くの人にとって幸せな社会じゃなかろうか。
そのための第一歩として、【一家に一冊『介護食』】を訴えたい!
小島さんはじめ、介護のプロの方々が太鼓判を押してくださるし、食や介護に取り組む女性グループは組織丸ごとで応援してくれる。新聞で紹介されてから3ヶ月以上たったいまでも、注文の電話は途絶えることがないほど反響は大きい。それはもちろん、いい本だから!! でも、それだけじゃない。介護がいかに大きく深い問題か、困っている人がいかに多いかの証しでもあると思う。この本を作りながら、いろんな方にたくさんの話を聞き、介護は結局介護だけの問題じゃないこと、教育、経済、ジェンダー、家庭や人間性等々あらゆる要素を含んでいると知った。
書店に本を買いに行く時間もない、という介護真っ最中の方からの電話を何十本受けただろう。とにかく早く送ってほしい。どうしていいかわからない。疲れた。不安でいっぱい。頼れる人がいない。……電話口で、力無くつぶやく人が何人いただろう。この本が、そういう方たちの日常に少しでも役立つことを願いたい。
「台所は家庭の薬箱」と、かの平塚らいてふ先生はおっしゃったそうだが、まだまだ介護は先のこと、とのんきに構えてる人たちにも、この本をおすすめしたい。そして、自分や家族の体や健康の、少し未来を考えてみてほしい。全ての人にとって介護は他人事じゃないのだから。
やっぱりね、一家に一冊必携本だ!(おぎ)

★著者プロフィール

杉山幸子
すぎやまさきこ

料理研究家。新潟県新井市生まれ。長年に亘る郷土料理の研究成果と、自身の介護経験をもとに、「カンタン・愛情・栄養」をモットーにした数多くのオリジナル介護食を生み出す。長野市の食品メーカーの料理講師を務めるかたわら、出張料理講習会も精力的に行う。
瞽女研究家としても知られ、劇団「夢」を主催。瞽女をテーマに自ら脚本も手掛け、県内外での舞台公演も多数開催。長野市では居酒屋「竹の子」を経営。さまざまな顔を持ち、各方面でパワフルに活躍中。二男の母でもある。著書に『瞽女さん』(川辺書林)がある。

2件の読者の声 »

女性30代●食はいのちの基本であり、幸せのバロメータです。お年寄りにやさしい食事は誰にでもやさしいです。歯や歯茎を痛めたらぜひこの本を使ってメニューを作ります。今回は母のために注文しました。

女性60代●高価な食材ではなく身近なもので、飽きのこないレシピが気に入りました。私も老人の仲間入りなのでとても参考になります。

女性50代●[メールで/Subject: わたしも食べたくなる介護食]
 結局、特別に介護食と考えず、自分も食べたくなるようなもの、そして少し目先を変えて興味を持たせること。楽しく食生活しなくっちゃね。
 写真も字も大きくてイラスト入りでわかりやすく、また介護のヒントやお話が盛り込まれていてとてもいい本ですね。さっそくきょうは高野豆腐を使ってお料理してみます。

女性57歳●とても分かりやすい。料理を作ってみたいと思わせる。

女性40代●同居の義父(81歳)がこのごろ食事中に咳をするようになりました。成人している子供も同居なので、みんながおいしく食べられるメニューがワンパターンになっていましたが、この本のおかげでいろいろ食べさせてあげれそうです。「うまいなあ」と言ってもらえるよう、がんばって作ります。

女性20代●サブタイトルの「お年寄りと暮らす家族の毎日メニュー」にひかれ、GHでの食事作りに役立ちそうと思って購入しました。

32歳●少しでも参考になったらと思い購入しました。手軽に利用でき、祖母も大変よろこんでいます。

59歳●現在ひとり暮らしで、食事はどうしても栄養面が偏りがちで好きなものばかり食べる毎日。2、3品作ってみましたが簡単にできておいしいです。

48歳●身近な食材で気軽に作れることも魅力ですね。栄養面はもちろんですが、「介護のヒント」はとても身にしみるものがありました。とくに「悲しいときこそ笑ってしまおう!」には涙が出てしまいました。

男性64歳●母親の介護をしています(要介護4)。食材、調理方法、イラスト入りで役立っています。

女性60歳●ヘルパーの教育を手伝っているが、食事を作ることが一番苦手といっているので、手軽で良い本です。

女性59歳●簡単にできそうな料理ばかり、また材料も身近にあるものですぐに試みられそうです。

女性59歳●誰が見てもわかりやすく、調理方法も書いてあり、写真がとてもきれいに撮れています。お年寄りでもよく判ると思います。

Comment— 2008 年 9 月 16 日 @ 5:35 PM


[...] 「カンタンにできる100の介護食」お年寄りと暮らす家族の毎日メニュー 杉山幸子/著 [...]

ピンバック— 2009 年 2 月 12 日 @ 10:46 AM


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