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『ツキノワグマの生態学』山岳科学ブックレットNo.8 


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  • ツキノワグマの生態学 
  • 山岳科学ブックレットNo.8
    好評につき増刷出来!

  • 増刷出来!! 

    クマの大量出没が起きやすい年はどんな背景があるのか?
    豊かな森を育むクマの役割とは?
    私たち人間はどうクマとつきあっていくべきなのか。
    いまだ知られていないツキノワグマの生態に迫る。


  • 信州大学山岳科学総合研究所 編
  • 2011年9月28日発行
  • A5判 
  • ISBN:978-4-904570-42-5
  • 933 円(税込価格1,008 円)

*本書は、2010年11月13日に松本市の信州大学で行われた「2010年度 信州フォールド科学賞」記念シンポジウム(信州大学山岳科学総合研究所主催)を基に再編集したものです。

目 次

信州フィールド科学賞の意義
鈴木啓助
 信州大学山岳科学総合研究所長

アンブレラ種としてのツキノワグマ
泉山茂之
 地域環境共生学部門

種子散布者としてのツキノワグマが果たす生態系における役割
小池伸介
 東京農工大学大学院農学研究院助教
「2010年度信州フィールド科学賞」受賞

今日のテーマ
ツキノワグマを取り巻く現状と新たな研究視座
山梨・奥多摩・日光の調査から
クマは森林の動物
森で暮らすクマの食生活
動物による種子散布とは
種子散布者としてのクマの役割
ドングリの不作、クマにはマイナスでも……
クマに運ばれたタネの行方
クマも大切な生態系の一部
今後の課題

GPS追跡データから見た中部山岳地域のツキノワグマの生息地利用の特性
高畠千尋
 信州大学大学院総合工学系研究科 山岳地域環境科学専攻

生息地とは何か
ツキノワグマ生息地の環境条件とは?
GPSでクマの行動を見る
9頭のクマの場合
夏と秋の行動を比較する
河畔林を利用する伊那谷のクマたち
クマと人間の共存のために

生物多様性とツキノワグマの生息地の保全
山﨑晃司
 日本クマネットワーク代表/茨城県自然博物館首席学芸員

日本クマネットワーク
クマって何だろう
アジアクロクマ=ツキノワグマの現在の状況
日本のクマ
日本にいるツキノワグマの数
場所ごとに異なるクマの遺伝的特徴
絶滅の危険性
ヒトとクマの軋轢
大量出没のからくり
不作の中でも必死に食料を見つけるクマ
不作の年は早く冬眠する
不作の年、やせ細るクマ
中山間地域問題との関係
保全への課題

著者プロフィール

泉山茂之 [いずみやま しげゆき]
信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター技術交流・普及部教授、野生動物対策センター長。農学博士。
1959年、北海道生まれ。
専門は動物生態学、野生動物管理学。中部山岳地域に生息するニホンザル、ツキノワグマ、ニホンジカなどの生態研究を実施。著書には、いずれも分担執筆で『ニホンザルの自然誌』東海大学出版会2002年、『山の世界』岩波書店2004年、『日本のクマ学-ヒグマとツキノワグマ-』東京大学出版会2010年など。

小池伸介 [こいけ しんすけ]
東京農工大学大学院農学研究院助教。農学博士。
1979年名古屋市生まれ。
東京農工大学大学院連合農学研究科資源・環境学専攻を修了。2008年より現職。専門は保全生態学、特に植物‐動物間の相互作用を主に扱っている。現在は、東京都奥多摩、栃木県日光・足尾地域を主な調査地として、ツキノワグマをはじめとする様々な野生動物と食物資源との関係の調査・研究を行っている。著書に『日本のクマ ヒグマとツキノワグマの生物学』(東京大学出版会、分担執筆)など。

高畠千尋 [たかはた ちひろ]
信州大学大学院総合工学系研究科山岳地域環境科学専攻。
1957年生まれ。
愛知県立芸術大学を卒業し、GKインダストリアルデザイン研究所に勤務した後、一転して自然環境保全に関する仕事を始める。2000年以降、自然デザイン研究所の設立、生態計画研究所の特別研究員やNPO生態教育センターの副理事を務める。2007年から2年間、英国留学。ロンドン大学、インペリアルカレッジ生物学部保全科学にて修士を取得後、現在、信州大学総合工学系研究科博士課程で、ツキノワグマの生息地評価について研究をしている。

山﨑晃司 [やまざき こうじ]
茨城県自然博物館動物研究室首席学芸員。農学博士。
1961年東京都調布市生まれ。
ザンビア共和国国立公園局Wildlife Biologist、東京都高尾自然科学博物館学芸員を経て、1994年より現職。1991年より、奥多摩山地および足尾日光山地においてツキノワグマの行動生態に関する研究を行っている。近著に『日本のクマ ヒグマとツキノワグマの生物学』(編著:東京大学出版会)。日本クマネットワーク代表。

山岳科学ブックレットシリーズ 既刊No.1〜No.7

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