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三つ児子育て奮闘記


荒木麻智子/著

装幀:酒井隆志

1999年10月発刊
B6判・172ページ
本体価格1,143円+税(税込1,200円)
ISBN4-900918-24-5

推薦:(社)長野県私立幼稚園協会理事長・池田茂雄



★著者プロフィール

わが家の方程式=何でも×3

「おめでとう! でも3人見えますね」──すべてはそこから始まった。
三者三様・右往左往・起死回生・年中無休……困って笑って幸せ3倍!!!
新米ママの子育てエッセイ。

子育て情報誌『月刊おさなご』(長野県私立幼稚園協会発行)連載

もくじ

第一部 三つ児の誕生
すずらんの花ことば/流れ星/天使の祈り/三つ児誕生「航空力学」/かける・さん/ミルク&おしめ戦争/つるしメリーは魔法使い/ハイ・ポーズ/マンマの円卓/ハイハイ群団/トリオの散歩/さくらんぼ色のほっぺた/札幌への転地療養/白い月/アッ・ウン・チッチッ/おもちゃの嵐/シンデレラ・タイム

第二部 幼稚園時代
おててつないで/三匹の鯉のぼり/子どもパラダイス/ランチをご一緒に/お弁当だより/リュックサックの中/石の上にも三年/飛び魚のように/ステージ/イッツ・スモールワールド/大きくなったら/途絶えた連絡帳/変身たまご/亀の子出現/親睦会の功績/うわさに負けず/亀さんの歩みで/わかれのとき

第三部 新しい街で
新しい街で/個性という芽がふくらんで/「ボス」とのお別れ/今日も、三つ児子育て奮闘中

第四部 三つ児とめぐりあうまでに
見合い恋愛/タローのこと/祖母の思い出/子宝探しの神社めぐり/北アルプスの見える街へ/北国の夏/毛糸玉/牛に引かれて……長野/恩師からの応援歌/虎ノ門病院のはげまし/どんな花が咲くのかな?

三つ児からのご褒美

はじめに

平成六年の春、入園式の朝、正門の前で晴姿の三人をカメラに収めようとしているとき、「よかったらシャッター押しましょうか」と親切に声をかけてくださった紳士がいらっしゃいました。次にお目にかかったときは、「三つ児の入園式を迎えて」のインタビューに自宅へお越しくださり、その方が長野県の子育て情報誌『おさなご』の編集長さんでした。このような小さな出会いから一年後に、「三つ児の小さなエピソードを書いてみませんか」というお話をいただきました。
初めは二、三回のつもりで書かせていただくことになり、主人も第一回目の原稿を読んだときには、「肩に力が入りすぎると、長くは続かないぞ!」と辛口の評をくだしていました。それが半年になり、一年になり、やがて〈ナンバー〉まで入れていただけるようになりました。
三人が生まれてから幼稚園に入るまでと、初めて親の手を離れて集団生活のなかで成長してゆく三人の様子を、書き留めたおかげで、自分自身を見つめ直すことができました。在園中は、いつも同級生のお母さまたちが私のバロメーターで、台所で読める軽くて明るいタッチに書けるよう心がけました。何より、私も、子どもとの距離をおいてみることで「親」としての自覚が生まれ、子どもの目の高さで成長できたような気がします。
ここ前橋での生活が、何とか軌道に乗り始めたころ私は、引き続き雑誌『おさなご』の連載を続けました。在園中の思い出をたどりながら書き進めていくうちに、いつしかこの奮闘記を一つの本にまとめたいと考えるようになりました。この本は、連載中の原稿に新たに、三つ児が誕生するまでの年月のこと、お世話になった方々のことを書き加え構成をし直したものです。現在、子育て真っ最中の方、これから、赤ちゃんを欲しいと思っている方に、また多くの方に私の奮闘記を読んで一緒に泣いたり笑ったり、励みにしていただければ幸いです。
そしていつの日か、わが家の三つ児たちが、この奮闘記を読んでくれること願って……。

本書を推薦します

社団法人長野県私立幼稚園協会理事長 池田茂雄

荒木麻智子さんの「三つ児子育て奮闘記」は、同名のタイトルで本協会編の子育て情報誌『おさなご』に平成七年七月から十年三月まで約二年半、三十三回にわたって連載されていました。ちなみに『おさなご』は、本協会が昭和四十三年に創刊しましたお母さんのための子育ての手引き書です。
三つ児という稀なケースの子育ては、おそらく当事者でなければ分からないご苦労が多いかと拝察いたします。しかし、荒木さんの文章からはそのご苦労も、母として楽しんでいる様子がうかがえ、それだけに連載当時から「同じ母親として勇気づけられる」といったファンの多い人気コーナーの一つでした。
今回、連載中の原稿に大幅に加筆し、さらに充実した内容で本書を上梓されたということですので、お読みいただければ必ずや子育て中のお母さん方の励みになるものと確信しております。
この三十数年の間、子どもたちを取り巻く環境の変化は、誠に激しいものでありました。少子化や核家族化、地域社会の教育力の低下、女性の職場進出、価値観の多様化に伴う自己中心的な考えの蔓延(まんえん)、また情報化がもたらすおびただしい映像メディアの普及や育児情報の氾濫などは、確実に家庭や子育てに対する意識に変化をもたらしております。そして、昨今の青少年のさまざまな社会問題には、こうした背景が潜んでいることはいうまでもないことかと思われます。
当初は年三回発行の小冊子だった『おさなご』は、このような社会環境を踏まえ、各方面からの要請もあり、平成五年から月刊誌として再出発いたしました。
創刊から、すでに百五十号を越えておりますが、『三つ児子育て奮闘記』は本誌連載からの初めての単行本になります。その意味でも、誠に喜ばしいかぎりです。
本書がより多くの子育て中の方々に読まれ、勇気と元気を与えますことを、そして、荒木家の三つ児ちゃんがこれからも健やかに成長されますことを祈念して止みません。

★著者プロフィール

荒木麻智子(あらきまちこ)

札幌生まれ。主婦。長野市在住時に三つ児を出産。現在は群馬県前橋市にて子育て奮闘中。

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