『青木村の郷土食』


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  • 青木村の郷土食
  • 母から私へそして孫へ

  • たちまち2刷!

    長野県青木村の食卓から、 伝えたい郷土の味レシピ集

  • 1月から12月まで、月ごとの行事の思い出を織り交ぜながら 料理で一年を追いかけました。

    重湯の煮方やおこわの炊き方、豆の煮方、ダンボールたい肥の作り方から菜園計画まで、お母さんに聞きたくても聞けなかった 台所の「知恵」がギュッギュッと詰まっています。

  • 召田富子 著
  • 監修:竹堤やす子

  • B5判 100ページ
  • ISBN:978-4-904570-32-6 C0077
  • 1,500 円(税込価格1,620 円)

『青木村の郷土食』
監修:竹堤やす子
ISBN978-4-904570-32-6 C0077
B5判100ページ

1月から12月まで、月ごとの行事の思い出を織り交ぜながら
料理で一年を追いかけました。

重湯の煮方やおこわの炊き方、豆の煮方、ダンボールたい肥の作り方から菜園計画まで、お母さんに聞きたくても聞けなかった
台所の「知恵」がギュッギュッと詰まっています。

本書の内容

●1月
昔なじみのおせち料理・だしのとり方
●2月
寒ざらし粉・野沢菜の切り干し大根のおやき
●3月
花巻寿司・ちらし寿司・昔ながらのお赤飯・春の芽を食べる
●4月
味噌仕入れ・春の野草
●5月
かしわ餅・山菜を使った料理
●6月
おこびれ・梅漬け
●7月
夏野菜を食べる
●8月
夏の漬物・お盆のこと
●9月
豆の煮方
●10月
青木村のきのこ・イナゴの佃煮
●11月
粉もの食
●12月
汁もの・冬の漬物

ほか、季節のエッセー、暮らしの知恵など多数掲載

まえがきより
私と郷土食~からだで覚えた暮らしの味を未来へ~

今、ほんとうに安心安全と言われる食物があるのでしょうか。

買い物をするとき、食べる時、添加物や、国産であるか否か、賞味期限はどうか、ということにみな神経をとがらせていますが、結局、完璧に安全なものなどないと思うのです。それを承知で、少しでも程度の良いものを手に入れようとしているのが、今の現状ではないでしょうか。

40~50年前のわが家や隣近所の暮らしを考えてみると、自給自足の暮らしでした。四季折々の自然とともにあった暮らしは、貧しいけれども豊かだったように思えます。冬の間は、冬囲いしてある根菜や、外室・内室に蓄えてあるものを上手に使いながら、日々、目先を変えて調理し、残飯は家畜に与えます。春一番にウグイス菜を播き、5月頃には野菜畑は空きが無いほどに夏野菜が芽を出し、毎日旬のものが食べられます。また、野には山野草が次々に育ってくると、「摘み草」といって、ざると鎌をもって少し歩くと、夕食の一品になりました。山には木の芽が待っているし、秋には越冬野菜の種を播き、大根が芽を出し、山のキノコが食卓に並びます。家々には「なりずもく」と言って果物が植えられていて、柿はもちろん、ザクロ、ナツメ、栗の実などおやつにし食べました。

考えてみると私の育った時代こそ安心安全の食生活であったと思います。
そこで、体で覚えた暮らしの技を思い起こし1冊の本にまとめてみました。まだまだ親が作った味には届きませんが、舌で覚えた味を一つひとつ思い出しながら調理し、レシピを作り、写真に収めていきました。こんな作業を夜中まで続いたあるとき、ふっと錯覚でしょうか、生まれ育ったお勝手の黒光りする大戸棚が目の前に広がり、苦笑しました。なぜならば、そこにはいつも、手作りのうす焼きやおにぎりがあったからです。

無学無能な私ですのでつたない内容ですが、経験の一端を子育てに向かうお母さんや、未来を生きる学生さんとともに考えてみたいのです。

土は命を育むものです。家庭農園を作り、生ごみはボカシ肥料や段ボール堆肥として土に返せば、1~2年もしたら健康な土になります。そこにナスの2本も植えたら食べきれないほど育ちます。喜びや感動がいっぱいあります。これこそが食農育ではないでしょうか。

この本には、特別な料理はありません。わたしが作ってきた当たり前の、どうということもない料理ばかりですが、いつかどこかで役に立つことがあれば幸いです。

著者紹介

召田富子(めすだ とみこ)

昭和10年(1935年)青木村沓掛生まれ。
昭和35年(1960年)に結婚。37年に現在の住所、青木村当郷へ。
1男2女を育てながら昭和40年ころより、農業のかたわら特技を生かして和裁の仕事を始める。また、そのころから栄養教室に参加し生活改善グループに加入、食に関する地域づくりを始める。当郷味の研究会で、地域活性化のための梅の栽培振興と加工品開発に取り組む。青木村味研究会会長、農村生活マイスターおよび生活改善グループ上小地区会長、「おいしいわ上小」会長、青木村農産物加工施設運営組合組合長として活躍。

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