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まなざしの向こう側へ


須田治追悼集

須田治追悼集編集委員会・編

装丁・石坂淳子
写真・山本宗補

本体価格1,429円+税(税込1,500円)
四六判・272ページ
ISBN4-900918-67-9 C0095
2004年5月16日発刊

品切れ中



★著者プロフィール

あなたは、須田治という人間を知っていますか?

こんな時代だから、この人の生き方を忘れてほしくない。
だからこそ、彼の言葉に触れてみたい。
こんな世界だから、この男の命の深さを感じてほしい。
だからこそ、彼の生き様を知りたい。
ある日、彼は風のように駆け抜けていったけど、
私たちは、ずっと彼を語り続けていくだろう。
こんな時代だから、彼のまなざしの向こう側に
私たちは、光を見いだしたい……。

彼ほど休むことなく歩き続け、たくさんの記事や作品を残したジャーナリストはそれほど多くはないでしょう。

(本文より)
須田治君はいつも鋭敏なアンテナを立てていました。地域の名もない人たちを彼自身の足で訪ね、それらの人々の誠実で気取りのない生きざまを取材し、あたたかな彼の感性を通して表現し続けてきました。
彼は決して、その人の「現在」だけを書こうとはしませんでした。いつも、その人の過去をたどり、その人がどんな人生の中に現在があるのかを知ろうとしました。
須田君のじっと覗き込むようなまなざしを感じながら、語り続けることによって、あらためて自分の歩いてきた道をふり返り、その意味を考える人も多かったのではないでしょうか。
彼ほど休むことなく歩き続け、たくさんの記事や作品を残したジャーナリストはそれほど多くはないでしょう。駆け抜けるように生きた須田君の姿は、私たちに強い衝撃と勇気を与えてくれています。
これから私たちは君が与えてくれた勇気を心に刻んで、それぞれの仕事や生活の中で生きていきます。だから、君も私たちを今までと同じように見守っていてください。
須田治君、ありがとう──。

もくじ

須田さんとの出逢い●青木擴憲
偉大な先輩──須田治氏●青嶋博道
須田さんの思い出●飯島恵道
私の須田治君──ローアングルを貫いた人●井出孫六
奏でる言葉は魂、命●色平哲郎
幻の『茗荷村概論』●上野一郎
忘れられない須田さんの笑顔●梅村隆之
彼は実に暖かい心の持ち主でした●内坂 徹
バンダナ──須田治さんのこと●大西利光
須田さんの本箱●川端頼子
弱者への視線●久保田稔
「失った誇り」●栗原幸一
納得できない!●栗原照久・邦枝
須田君が残したもの「花ぬ清らさ」●黒原範雄
終の仕事●小林 隆
君よ眠ることなかれ●佐藤雅彦
たくさんの?メッセージ?ありがとう●滋野 眞
タークラター●島崎 潔
筆の立つ須田さん●清水英夫
在りし日の治さんを偲んで●須田和雄
須田君への手紙 変わり映えのしない生き方だけど●関口鉄夫
「いのちの電話」と須田さん●多賀さゆみ
沈痛の思い●武井一三
須田治さんと私●塚田國之
須田さんの歯ブラシ●寺島純子
あまりにも早く逝ってしまった須田治さん●寺島萬里子
「電池が切れるまで」と「病気のこどもたちの作品展」●西垣信吾
怒りの人●野池元基
「いのちを紡ぐ」須田さんと健さんに感謝を込めて●萩尾信也
ああ、今日も徹夜か、すだおさむ●橋本秀昭
律儀真摯な魂のひと●林 郁
須田さんの大笑い●林いつ子
「治ちゃん」●林 利子
須田さんこそ「地性の人」●林 正敏
特待生だった須田さん●福島隆助
あなたに会えて良かった●松本昭司
嫉妬を覚えた人●水越 渉
多くの人に愛された人●水藻弘典
一緒に番組は作れなかったけれど●宮尾哲雄
声なき会話を●宮嶋眞一郎
須田さんの思い出●宮本直樹
●村石 保
ジブンヲカンジョウニ入レズニ●村瀬和正
tobe, tobe, tenmadetobe!!●森 貘郎
「優しいとは」の神髄を説き続けてほしかった●柳沢京子
なつかしの「ラムール・ド・ボンクラ」と、ママとおさむチャン●柳瀬友彦
偶然の出会いとコンビを組んだ四年間●山本宗補
生涯忘れません●弓田正人
治君、やすらかに●弓田松子

息子を偲んで●須田義治・ヨキ子
こんな生き方してみたい●須田 斎
父の信念●須田耕平
天国のお父さんへ●須田菜摘
ぼくのお父さん●須田陽介
優しさをありがとう●須田久美子

【余白に記す──須田 治】
ジャーナリストの仕事とは
母と戦争体験

【須田治年表◆記憶と記録の間に】編集委員会 編

【編集後記】編集委員会代表・関口鉄夫

長野県栄村・秋山郷で猟師の福原直市さんを取材(2002年2月)

北海道・千歳川でアイヌ民族の小川隆吉さんと鮭の「密漁中」(2000年9月)

本人曰く「これだって仕事……」。甲府市内のプールで(2001年7月)

編集後記●関口鉄夫

追悼集の原稿をお願いした際、幾人かの方から「まだ、気持ちの整理ができなくて……」というお返事をいただきました。みんな同じような気持ちだったに違いありません。
編集委員会は、ほぼ毎月一回のペースで彼の書斎で開かれました。誰かが口惜しげに「終わろうか」と切り出す深夜までとりとめもなく続きました。委員会がいつも遅くまで続いたのは、どこか心の隅に、この書斎の灯を消したくないという思いがあったからだと思います。書斎は彼が元気で仕事をしていたときのまま残っています。
追悼集とは別に、彼の著作歴がデータ化されています。また、彼が残したほとんどの記事と著作が整理され書斎に残されています。きっと、須田治さんの著作に感動し、彼を訪ねたいと願う人たちのために役に立つと信じています。
本書を発刊するにあたり、多くの人々のあたたかい励ましと、ご協力をいただきました。ここに感謝申し上げます。

須田治の本[著書+関連書]

※ご注文・問い合わせは、各出版社へお願いします。

こんな死に方してみたい
―幸せな最期を迎えるために―

須田治 著

2001年10月
四六判/本体価格1,400円
角川書店
ISBN4-04-883701-X

老病死(いのち)の寺
―現代仏教にみる看取りの風景―

須田治 著

2000年6月
四六判/本体価格1,700円
川辺書林
ISBN4-906529-20-8

とことん信州松代
(品切れ)

信濃毎日新聞社出版局 編
文・須田治
写真・小川秀一

1999年8月
A5判/本体価格1,400円
信濃毎日新聞出版部
ISBN4-7840-9843-7

そば打ちの美学 増補版

大西利光・須田治 著

1999年6月初版
2001年10月増補版
四六判/本体価格1,800円
川辺書林
ISBN4-906529-27-5

地性の人々
―森に生き、土に学ぶ―

須田治 著

1997年6月
四六判/本体価格1,524円
川辺書林
ISBN4-906529-10-0

ロマンティック善光寺

小林由美子・須田治・平尾朋子 著

1997年
A5判/本体価格1,400円
信濃毎日新聞出版部
ISBN4-7840-9708-2

このほか、「協力」として
電池が切れるまで-子ども病院からのメッセージ-
すずらんの会・編
四六判/本体1,200円 2002年、角川書店
ISBN4-04-883790-7

special thanks & stuff

本書は、以下の方々からのご寄付によって発刊することになりました。篤く御礼申し上げます。

青木擴憲、色平哲郎、大西利光、小林 隆、関口鉄夫、塚田國之、中橋 実、萩尾信也、平尾朋子、水藻弘典、村瀬和正、柳瀬友彦、秋田光彦、上野一郎、鎌田 實、小林登美枝、高田 宏、寺島純子、西垣信吾、橋本秀昭、平原伸次郎、宮尾哲雄、森 貘郎、山本宗補、新正 卓、梅村隆之、川端頼子、滋野 眞、高橋卓志、寺島萬里子、野池元基、林 郁、福島隆助、宮嶋眞一郎、山口恵子、若麻積敏隆、井出孫六、内坂 徹、久保田稔、島崎 潔、多賀さゆみ、内藤いづみ、野沢喜代、林 いつ子、水越 渉、村石 保、柳沢京子
(敬称略)

【須田治追悼集編集委員会】
委員長:関口鉄夫
委 員:須田久美子、武田真智子、野池元基、村石 保、山口恵子、依田ゆき子
協 力:山本宗補

いま手に入る全点が並んでいます。

中澤芳子さんです。ありがとうございました。

★著者プロフィール


須田治(すだおさむ)

1954年、長野市松代町大室で生まれる。1980年、東洋大学文学部印度哲学科を卒業し、出版社に入社。1991年退職、家族と長野市松代町の実家へ帰郷し、フリーライターの道を歩み出す。2003年3月19日、心筋梗塞のため松代町の自宅で死去。享年49。
>>著書はこちら


長野県栄村・秋山郷で猟師の福原直市さんを取材(2002年2月)


北海道・千歳川でアイヌ民族の小川隆吉さんと鮭の「密漁中」(2000年9月)


本人曰く「これだって仕事……」。甲府市内のプールで(2001年7月)

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