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たぁくらたぁVol.14


たぁくらたぁ
第14号

信州発・産直泥つきマガジン
編集人:野池元基 装幀:石坂淳子
A5判・64ページ
本体価格381円+税(税込411円)
年間購読料年4 回:2,000 円(送料込)
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2008年6月21日発刊

特集1 チベット、自由への祈り
特集2 田中康夫の落し物

ISBN978-4-900918-92-4 C9436
※「たぁくらたぁ」の注文は別途ご注文フォームにて承ります。お申込はこちら

★著者プロフィール

2008年4月26日、チベットの祈り

写真: 野田雅也

【目 次】

巻頭言 いちご白書  野池元基(本紙編集人)

グラビア
2008 年4月26 日、チベットの祈り   野田雅也

特集1
チベット、自由への祈り

長野・聖火リレーが問いかけたもの
【インタビュー】チベットから目を離さないで 渡辺一枝 (作家)
聖火リレーが残した光と影    野池元基
怒りの連鎖は何も生み出さない  ツェリン・ドルジェ (SFT)
なぜSFTは聖火リレーでチベット問題を訴えたのか 高橋明美(SFT日本)
犠牲者すべてを弔う意味 若麻績敬史、福島貴和 (僧侶)、内山二郎(フリージャーナリスト)
善光寺での追悼法要について 平和を願う僧侶の会
チベット本土に中継された追悼法要  田口七海(SFT日本)
ニワカの風に吹かれて  村石 保(本紙編集委員)
チベット問題を知るための本  藤田祐子(SFT日本)

緊急連載 裁判員制度 あなたが人を裁く日
疑問だらけの裁判員制度(上)  T弁護士

特集2
田中康夫の落し物 あれから何が変わったのか?
廃棄物条例成立にみる村井県政の実像  関口鉄夫(本紙編集委員)
後退した長野県の地球温暖化対策計画【インタビュー】
・これでいいのですか、村井県政の地球温暖化対策 茅野 実 元八十二銀行頭取
従来の行政の発想を越える温暖化対策を進めよう 阿部守一 横浜副市長/元長野県副知事
こんなはずではなかった、山口村の越県合併   河合博司 酪農大学教授

連載・石油文明から太陽文明へ「緑にまつわる真っ赤な嘘」 岡本一道 (本紙編集委員)
心こめてつくってます「点字タイプライター」 戸崎公恵 (本紙編集委員)
連載・心にバリアフリー「『障害者』はいったい何をする人ぞ」 塚越加枝
バクの寝言  森 貘郎 (本紙編集委員)
連載(最終回)内なる障害「人間として『対等』ということ」 大堀尚美
エムの備忘録 重箱の隅的考察 「公序良俗」&「チベット」 村石 保
『たぁくらたぁ』のあるお店
編集後記、次号予告、バックナンバー

巻頭言 いちご白書

アメリカの大学紛争を描いた映画「いちご白書」(1970 年)のラストシーンは鮮烈だった。大学の講堂で円座に座り込む学生たちの中へ武装した警官隊が突入し、無抵抗の彼らを暴力で排除する。主人公サイモンの恋人リンダも講堂の外へ連れ出されていく。階段の下まで引き出され、悲鳴をあげてサイモンに手を差し伸ばすリンダ。サイモンは警官隊 を振り切り、彼女に向かって必死のジャンプをする。そうだ、リンダを救え、サイモン! 彼の体が宙に浮いた瞬間、画面はストップモーションとなり、主題歌「サークル・ゲーム」が流れ始める。サイモンは警官隊にかかえ取られ、地面に引きずり下ろされた。リンダの姿はもう見えない。
宙に止まったサイモンの姿は、中学生だったぼくの記憶のなかに静止した。自由を抑圧する権力への怒りと、自由に向かってジャンプするんだ、という思いのままに。
「いちご白書」の時代から35年以上がたった。リチャード・ニクソンも佐藤栄作も、毛沢東もすでにいない。ベトナム戦争も終わった。しかし、相変わらず冷酷無情な政治は続き、国家による弾圧や戦争は途絶えることはない。ぐるぐる回り続ける回転木馬に、ぼくらは乗せられているかのようだ。 自由を獲得できる保障はないけれど、生きる証として回転木馬からジャンプしたいと思い続けてきた。
『たぁくらたぁ』は、ぼくらのジャンプだ。
野池元基

★著者プロフィール

とは?
「たぁ くらたぁ」は、「タクラ・オタクラ・タークラの類」であったとは、柳田國男先生の御説である(『柳田國男集 第7巻』「たくらた考」)。「是は中部地方の 両方の海から海まで、東北と西南の端々にも少し形をかへて行われて居る」とある。「田藏田」とも書いて、「麝香(ジャコウ)といふ鹿と形のよく似た獣だっ たといふ(中略)田藏田には香りがないので捕っても捨ててしまふ。だから無益に事件のまん中に出て来て殺されてしまふ者」とある。信州では「馬鹿者」とか 「オッチョコチョイ」「ショウガネエヤツ」「ノンキモノ」などを、いささかの愛情を込めて「コノ、たぁくらたぁ」などと言っていた。柳田翁はまた「新しい 知識は小さな問題の陰に隠れて居る。さういふ中でも出来るだけ小さいもの、人が省みようとしなかったものから始める。私は馬鹿といふことを問題にして見た いのである」とも書いている。さすれば、小さな問題の陰に隠れているものを探ってみてみようではないか。藪を突いて何が出るかは乞うご期待。

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