装幀:酒井隆志
写真:和田博
1999年12月14日発行
A5判・120ページ
本体価格1,800円+税(税込1,890円)
ISBN4-900918-27-X C0072

ひとひらの命を染め、樹霊を織る
あんず染織り作家・窪田孟恒の絵絣〈揺らぎ〉の造形美
日本一の杏の里、信州・更埴市で、一人静かに杏の命を絵絣に染め織りつづける窪田孟恒さん。杏に学び、糸に力を授かりながら、ひとつひとつ生み出される新たな命。全国にファンをもつ窪田孟恒の仕事を、美しい杏の里の四季とともに追い続けた写真ムック。

花影の章
あんずの里〈更埴市森〉の四季を背景に作品(着物/帯/タペストリー等)を紹介
樹影の章
型紙作りから織りに至る窪田孟恒の全仕事の行程
【型紙】図案・型紙の作成/種糸台に種糸を張る/絵刷り/補正・耳付
【括り】糸の整経/仮括り/括り
【染め】絣用糸の下準備/染液を煮出す/染色/括りを外す
【織り】製織
エッセイ
山根基世(NHKアナウンサー)/森貘郎(板画家)/窪田紘子
残影の章
あんず染め〈絵絣〉の究極の美とデッサン
Sketch Book/白という多彩/絵絣の美
浮影の章
作家の原点〈故郷〉を語った「千曲川のほとりにて 少年時代へ」
窪田孟恒(くぼたたけつね)

1941年 長野県更埴市に生まれる。
1962年 二科展デザイン部門に入選。
1964年 二科展デザイン部門に入選。
1965年 東洋美術学校(グラフィックデザイン科)卒業。Y.K.K.入社(デザイン担当)。
1968年 『絵絣』(三採社)を読み、著者の織田秀雄(織物研究家)に師事。
1969年 東京クラフトデザイン研究所講師となる。
1971年 宮坂博文(テキスタイルデザイナー)に師事。
1972年 モダンデザイン展に入選。
1976年 あんずの里、長野県更埴市(現・千曲市)倉科に「更級花織工房」を設立。
1988年 長野市にて初個展、以後、東京、鎌倉、浦和、松山、千葉等で個展(あんず染絣展)を開催。
1993年 第一美術協会優秀賞を受賞。
1994年 長野県染織作家協会大賞を受賞。横浜シルクフェア入選。
1997年 長野県染織作家協会代表を務める(~98)。
現 在 染織作家協会会員
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