神戸市に在住の塚原成幸さんは、国内では知る人ぞ知るクリニクラウン。
クリニクラウンとはクリニック(病院)にクラウン(道化師) を足した造語で、重篤な病気で入院している子供たちが子供らしくいられるように、彼らに笑いを届けている臨床道化師のことです。
そして、塚原さんは以前に「PACKMANと笑っていこう」という本も出させて頂いた経緯があり、エムにとってもご縁のある、馴染み深い方でもあるのです。
オフィスエムではただいま、塚原さんが5年前からNPO法人として活動を始めている日本クリニクラウン協会の本を制作中。
ということで先週末、実際にクリニクラウンが訪問している小児病棟での撮影取材のために滋賀県へ行ってきました。

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取材を快く引き受けてくださいましたのは滋賀医科大付属病院の小児科のみなさん。
病棟の廊下には、地元大学の美術科専攻の学生さんたちによる楽しいイラストが描かれていました。これも子供たちの緊張をほぐすための、ささやかな工夫なんですね。
この日は他のマスメディアの方々もいらしていて、院内は平常よりいささか落ち着かない様子だったそうです。
患者さんとご家族の方、医療スタッフの皆様に改めて感謝致します。

そして、いよいよ塚原さんとTOMOこと中野朋恵さんによるクリニクラウンの実演がスタート。
これが間近で見ていると、とても芸が細かい、細かい!
誰も見ていないところでも、まったく気を抜かない徹底ぶりでした。まさにプロフェッショナルなんです。
隣の病室から子供がやってきても、すばやく察知して何かアクションを開始していました。
常に全体の空間、現場のスタッフに気を配っているのがよくわかりましたし、状況の変化に対する反応の速さには驚かされましたね。
職業に貴賤がないとは言いますが、でもやはり誰でもできる仕事ではないというか、相当に身を削られている仕事だなぁと感じました。
そして、今回の本の作成にあたってやはり現場を見せて頂いたのは貴重な体験。やはりイメージしてるだけと感じられないリアリティが圧倒的でしたから…。
訪問から二時間半後に無事に撮影も終了しまして、その使ったエネルギーは相当かと思いきや、塚原さんは息ひとつ乱れていませんでした。凄すぎです。
一同解散後、私はこの後奈良に移動して一泊。翌日開催のRED NOSE DAYに参加させていただいのですが、この日のことはまた次回お伝えしますね。

で!
さてさて今回の本なんですが、10月に開催されるクリニクラウンフォーラムまでに刊行する予定なので、制作が始まって間もないのにもかかわらず、すでにトップギア状態に入っております。

ほんまに大丈夫か〜?

いやいや大丈夫にするんです!(自らを強引に奮い立たせながら)