前の会社にいた時の事。
同じ事務所で一緒に働いていたK君は、私の2歳下。一緒の独身寮に住んでいました。
独身同士の気軽さから、一緒に夕飯を食べたり、飲みに誘ったりして、結構気ままな生活をしていました。
一度、K君と他の仲間を誘って3人で、買ったばかりのダイハツのミラで東北へ2泊3日の旅行に行きました。
今思えば、あんな狭い車に大の男がまるで積み込まれるようにして乗って行ったのですから、大変無茶な旅行でした。
それでも、気ままな独り者仲間の旅ですから、大変楽しかった。お酒はからっきしダメだけど、食べるのが好きなK君は、仙台では牛タンを、米沢ではすき焼きを、喜多方ではラーメンをおいしそうに食べていました。満足そうにニコニコしながら食べる彼の顔がとても印象に残っています。
月日は流れて …。私は会社を辞めてエムに入社して結婚。K君はその後転勤したと風の便りで聞きました。
そして今日。昔の会社の仲間から連絡がありました。
「Kが亡くなった…」。
それを聞いて愕然としました。まだまだ若いのに…。
25日に大動脈瘤破裂。手術をしても意識が戻らず、帰らぬ人となったそうです。
それまで元気だったのに、突然の発症。そして急死。
まだまだやりたいことや、やり残したことなどいっぱいあるだろうに…。
自分自身や同年輩の友達の「死」と言うものに実感を感じていないだけに、若いK君の急逝にいつになく、世の中の無常や死について考えさせられました。
K君 やすらかにお休み下さい。