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 石切のかちかち山や冬の月

採石場のむきだしの岩肌を照らす月。
カチカチ月光の音がする。


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 秋風の吹きかためたる子ども哉

風に舞う木の葉。
子供たちの遊びの輪も、
だんだん小さくなってきた。


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 山霧の足にからまる日暮かな

日の暮れの山路を急ぐ。
山霧が足元で巻き、気がせくばかり。


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 先祖代々貧乏裸なり

一息で呑みこむように読み下して、ナットク。
これが民百姓の本来の姿。


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森 貘郎 板画一茶展

2011年8月)〜21
10:00〜16:00 入場無料
会場: 信州中野銅石版画ミュージアム
〒383-0012 長野県中野市一本木479-5
電話0269-23-4780

ギャラリートーク 一茶を語ろう
森 貘郎×宮川洋一

2011年8月
14:00〜 入場無料
会場:  信州中野銅石版画ミュージアム

イッサ・ホイサ30年

「一茶暦」を彫りはじめてから三十年。それがそのまま私の板画人生です。同じ北信濃生まれなので、小林一茶の句は自分にもわかるものと決めこんで板画に彫ってきました。同郷というだけで、そんなに簡単にわかるものかどうか──わかったものではありませんが。

一茶は、二百五十年ほど昔に信濃の国柏原宿に生まれた俳人。しかし、一茶の句は今も生きている。一茶の句はわかりやすい。面白い──一茶さんの句はヒョウキンだいやあ。

一茶は私たち現代の詩人です。「一茶暦三十年」「一茶ものがたり」「一茶ワールド」「一人草木」の四つの教室に作品を並べました。来て見ておくんなして。

森 貘郎


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 うつくしき団扇もちけり未亡人

いつのまにやら
「未亡人」なんて美しい言葉は失われた。
ウチワはどうだろう。


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 草かげにぶつくさぬかす蛙かな

どこに帰ると云って、
草葉のカゲに帰るほかにあるまい。
ナンマンダブ。


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 呼びあふてのどかに暮す野馬かな

馬には馬語。
「うんまい草だよ」
「いい天気だなあ、もう」。


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2011年4月2日(土)オープン
一茶さんの俳句を毎年彫り続けた「一茶暦」が今年で30年に
なりました。懐かしい暦の数々が並びます。お出かけ下さい。
場所:杏の里板画館
千曲市森2154
電話:026-272-4758
10:00〜17:00

第28回 杏まつり手づくり展
2011年4月2日(土)4月17日)(会期中無休)
裂 織:小市璋子
千曲焼:近藤しろう
板 画:森 貘郎

お花見会
2011年4月16日(土)
会費1,000円
「民芸と暦」水木省三(富山民芸協会)


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内島北琅(うちじま・ほくろう)は、戦中から戦後の10年間、長野市安茂里に「行雲山房」北琅窯を開いた陶芸家であり、また自由律俳人、随筆家として知られています。
北信美術会の会長をつとめ「松代焼」の命名をするなど信州の美術文化に貢献しました。
地元の愛好者が北琅作品を持ち寄り展示します。ご高覧のほど。

2011年4月24)〜5月29
会場:善光寺大本願 第二宝物館 (入館料200円)
長野市本善町500
電話:026-234-0188

安茂里の北琅を語る会
2011年5月14)14:00〜16:00
善光寺大本願にて
パネリスト
滝沢忠義 竹村昌男
森 貘郎 村田信彦


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