1 月 2016


  「 No pasarán!(ノ パサラン) やつらを通すな!」を『たぁくらたぁ』に連載中の浅井大希さんからの、現地報告です。

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 今年に入って、防衛局は工事を加速。1日に5度も工事車両がやって来て、その度に機動隊が力づくで座り込みの人々を排除する。女性や高齢の方の怪我人が続出し、疲労もピークに達したゲート前では、先週の金曜日からコンクリートブロックを工事用ゲート前に積み始めた。当初200個を積み、それを数百人の機動隊が道路の反対側に運ぶ。工事用車両が入ってしまった後に、また座り込みのみんなで元通り積み上げる。シュールな前衛劇みたいだ。

みなでブロックを積み上げる作業は、予想外の大好評。みな楽しそうに、手渡しでブロックを積み、砦を築いていく。結いまーる作業だ。そのブロックも元通りではなく、機動隊が片付けるたびに増えて、その数は400個になり、600個になり、そしてついに今日は1200個に。
この様子はインターネットでライブ中継されているので、それを見た人々が、日本中からブロックを郵送で送ってくる。かくして巨大オブジェがゲート前に出現した。
さらに今日は、工事用ゲートから500㍍離れた第2ゲート前にみなで座り込んだ。このゲートは海兵隊の弾薬庫の搬入口だ。軍用車両がひっきりなしに武器弾薬を搭載して出入りしている。
工事用ゲート前に積んだコンクリートブロックに機動隊が手をつけたら、この場所にもコンクリートブロックを積んで、軍用車両の出入りを阻止するぞと宣言。慌てたのは海兵隊。そんな事態になったらキャンプシュワブの基地機能はガタガタになる。
かくして工事車両は終日やって来なかった。もちろん機動隊の出動もない。
(浅井大希)

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2月1日発行の『たぁくらたぁ』 最新号の浅井さんの記事「戦争が私を忘れてくれなかった」もぜひ併せて読んでいただきたい。戦争の悲しみは決して癒されることがない、という史実の重みが伝わる。それを体験した、あるいは歴史から学んでいる人たちの連帯に国境も国籍もない。なぜ辺野古に新基地を造ってはいけないのか、アメリカから来た助っ人たちの行動と語りを通して、浅井さんの記事は静かに訴えかけています。(野池元基)


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『たぁくらたぁ』38号は2月1日発行です。前号に引き続き今回も増ページ号です。目次は以下をご覧ください。

http://o-emu.net/tarkuratar/

表紙絵の作者は、横山直幸さん

書くかく モジモジ

漢字のカタチって面白い。『風』という文字を書いたんだ。たっぷり墨を含んだ筆はどこへ行こうとするんだろう。紙の上をウロウロとこっちかな? あっちかな? (関孝之)


  「 No pasarán!(ノ パサラン) やつらを通すな!」を『たぁくらたぁ』に連載中の浅井大希さんからの、新年最初の現地報告です。

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元旦の辺野古の浜の初興し(ハチウクシ)に、700名の人々が結集しました。サンシン、琴の奏者30名、踊り手40名、去年の倍以上の人数です。運動の拡がりと大きさをリアルに実感します。「かぎやで風」の舞から始まった初日の出に向かってのイベントは、最後はデアマンテスの「勝利の歌」の大合唱へ。700名が一つの輪になり手を繋いでラインダンスになりました。青空に高々と上がった連凧が、みんなの気持ちを象徴していました。一人一人は弱いけれど、みなで手を取り合えば空高く上っていくことができる、そんな1年にしようと。
1/6には警視庁機動隊が戻ってきました。再び工事が再開され、座り込みの人々のゴボウ抜きも激しさを増しています。
写真は取材にきたNHKの記者に抗議する様子です。抗議はいつしか講義に変わり、延々と辺野古の状況説明が続きました。メディアとしてその責任を果たせと。
(浅井大希)

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