2009 年 12 月 16 日
前から「いつか実現できたらいいな~」と思っていたことができそうな感じになってきました。
内藤いづみ先生と中井吉英先生、お二人の「命と心を考える」コラボレーション企画です。
すっご~い!!!
内藤さんは、日本の在宅ホスピスのパイオニア的な方で、「その人らしい豊かな死」というものを考え続けてこられた先生。
うちからも「ホスピス最期の輝きのために」や対談集「あなたと話がしたくって」、「いのちに寄り添って」、最近では、小さな絵本「幸せの13粒」「最高に幸せな生き方と死の迎え方」など、たくさんの本を出してくださっています。
ちょうどいづみさんが在宅ホスピス医としてかけ出しの頃、うちもかけ出しの出版社で、ともに同じような年月を歩んできた感じがあるんです。
「命の始まりに助産婦さんがいるように、命の終わりに助死婦のような人がいたっていいじゃない」という考え方のいづみさん。
命というものをトータルで、全体でみていく医療の実践者です。
はっきり言ってビンボーです。日本で、ちゃんとしたまっとうな医療をやったら医者はビンボーになってしまう……。
でも、志は高いです。へこたれません。
中井先生は、日本の心療内科医のパイオニアであり、同じく、わが社から「心療内科からの47の物語」「初めての心療内科」というロングセラー本を出してくださっています。
これがまた、穏やかで真摯な京都男でして、個人的にもほんとにお世話になっているのですが、私が知るなかでもっともすごい医者です。
つい最近シリーズが完結した「五感シリーズ」も中井先生がきっかけをつくってくださった企画です。
中井先生は、細かく専門化していく現代医療のま反対の立場から、「全体を診る」という医療を実践されてきました。
つまりそれが心療内科です。
お腹が痛ければ痛み止め、腰が痛ければ湿布薬……そんな対処療法的な医療ではなく、痛みの原因を探り、その原因を治していくという医療を、聴診器と血圧計だけでやっている先生なのです。
現代日本の「命」と「心」の水際でがんばっているお二人、それがまた、二人ともやさしくておもしろい!
やはり、「言葉で伝えること」をとっても大事にしているんですね~。
そして人間とは何か、ということをず~っと考えている。こういう人たちを「医者」というんですわ。
そんな二人が長野に来てくださって、しかも対談をみんなに聞いてもらうことができたら……
そんなことを考えていたら、二人から快諾のお返事をいただきました。
ありがたい限りです。ドキドキします。
話を聞かせてあげたい人がたっくさんいます。親しい人に聞いてもらいたい……。
そのぐらいいい、心の中のなにかがストンと軽くなるような話がきけると思います。間違いなく。
京都と山梨、二人とも全然長野県じゃありませんが、オフィスエムだから来てくれる!!!
ジュリーとエグザイルがいっしょに歌うみたいな、高橋大輔と浅田真央がペアで踊るような、夢の競演だと思うんです。(ちがうか…)
でも、これってすごくない?!
来年の4月、長野にお二人を招いて「命と心を考える」(仮)公開対談をします。
ちょっと元気のないあなた、気持ちはがんばっているのに体が耐えられなくなっちゃうきみ、きっと何かが得られるはず。
まだ日にちが決まっただけで、会場も料金も決まってないけど、なんかワクワクです。
ビンボーながら、伝えたいこと、伝えるべきことを、本にして届けてきた(つもり)の私たち。
お金はなんも残ってないけど、人という財産だけは貯まりました。
その「おすそわけ」のつもりで、これからちょっとずつですが、みなさんにも恩返しをしていけたらいいな~と思っとります。
どうぞ楽しみにお待ちください!!