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更新情報 ビニールハウスその後(3月13日-14日号)「一枝通信」


ビニールハウスその後(3月12日-13日号)

以前の通信で「ビニールハウスを5棟(3+2)建設予定とお伝えしていましたが、今回は3棟(2+1)で一応終了と致しました。

『原発事故から命と環境を守る会』でビニールハウス建設を計画している事を知って、他のNPOなども動きだし、そちらでの計画が具体的になったというので、それならこちらは3棟で終わりにしましょうということになったのです。

実際に資金も、3棟建設にはまだ少し不足の状態ですから、無理をせずにやって行くことにしたのです。

鹿島小池に2カ所、荒畑に1カ所の建設が出来ました。

皆様のご協力のお陰です。ありがとうございました。

そして今回13日に草取りをしたのは、このどちらでもなく新たに借りる事のできた畑地でした。

ここにはビニールハウスは建てず、露地畑です。

今回は13日から雑誌『たぁくらたぁ』の編集委員の方達と合流しましたが、その方々が3カ所の畑地と3棟のビニールハウス内の線量を測って頂きました。

ハウス内も入口辺りと奥、接地と1m高の空間でと丁寧に計った結果、いずれも周辺よりもずっと低い線量でした。

ハウス前の道路や草地がR−DANで168cpm、gamma計測1.12μSvですが、ハウス内は42cpm、0.23μSvという値です。

0.25μSvのところに1年間ずっと居れば1ミリSvとなりますが、ハウス内に365日24時間ずつ留まる事は考えられません。

ですからこの値は、安心できる数値でした。嬉しい事です。

13日草刈りをした畑地も42cpm、0.24μSvで、これは草を刈ったのが図らずも”除染”となったのでした。

きっと、「線量の高いだろう場所でビニールハウスや畑を作って大丈夫だろうか?」と、心配して下さった方達もおいでだったと思います。

「仮設のお年寄りが自給自足するためではない。作物を育てる事で生き甲斐になればいい」と思って始めた事ではありましたが、この結果を見て、本当に安心できました。

今後は肥料や種などが必要になってきますので、どうぞ今後もなお、ご協力をお願いいたします。

昨日お送りした通信で、飯舘村の菅野さん、長谷川さんの話していた事が一層胸に響きます。

飯舘村では伊達市、福島市、相馬市の仮設住宅で避難生活を送る人が多いのですが、長谷川さんや菅野さんら、村で区長をしていた方が率先して、仮設住宅入居が決まるのと同時に農地を借りたそうです。

そのお陰で、狭い仮設住宅に引きこもって過ごす人もなく、村に戻る事は出来ないかもしれないという大きな不安を抱えながらも、畑の作物の実りが楽しみになっています。ここでは農作物や、それらから作った食品などが仮設内の販売所で売られてもいて、生産者に収入も入るようになっています。

南相馬の仮設住宅の皆さんにも、そうした小さな喜びが生まれたらいいなと思います。

この冬は例年になく寒く、雪も多い冬でした。

春を迎えて、緑が芽吹き、伸びてくるのがなお一層待たれます。 

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