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2015年3月19日号「おしらせ」


◉上映期間延長
以前にもおしらせした映画、『わたしの、終わらない旅』の上映期間が延長されました
3月28日以降の上映は10:30〜の一回上映で、上映終了日は未定です。
土、日には上映後に坂田監督×ゲストによるトークがあります。
3月28日(土)は、私がゲストとなります。 

坂田雅子監督による、【花はどこへ行った】沈黙の春を生きて】に続く3作目の映画です。
前2作ではベトナム戦争で米軍が使った枯れ葉剤による被害を描いた坂田さんですが、この作品では「核」に向き合います。
2011年3月11日、あの大きな地震が起きた時、坂田さんは自宅で【沈黙の春を生きて】の編集作業の真っ最中でした。
福島第一発電所の事故を報じるテレビの画面に衝撃を受けながら、亡き母が遺した一冊の本を手に取りました。
『聞いてください』と題されたその本は、母がガリ版刷りで発行してきたミニコミ紙をまとめたものでした。
フランスの核再処理工場近くに暮らす姉からの手紙がきっかけで、反原発運動んを始めた母が1977年から発行を続けてきたミニコミ紙です。
母が遺したその本に誘われるようにして坂田さんは、フランスの核再処理施設の対岸の島に住む姉を訪ね、マーシャル諸島で故郷を追われた島の人に出会い、カザフスタンでは旧ソ連の核実験で汚染された地で生きる人たちに会います。
長崎、広島、第五福竜丸と3度の被爆を体験した日本…。

坂田さんは原発事故後の福島を何度も訪ねていますが(わたしも2度同行したことがあります)、この映画には福島の映像は入っていません。
坂田さんは言います。
「福島に一番多く出かけ、最も長く撮ってきました。ところが、いろいろなものがありすぎて、逆に見えてこないのです。
出会う人の数だけそれぞれの物語があり、日々状況も変わってゆく…。

福島は出てきませんが、この映画によって〝福島へ至る道筋、福島そのもの〟が、はっきりと見えてきます。
この映画もまた、ぜひ多くの人に見て欲しいと思います。

◉web版「たぁくらたぁ」
信州発の産直泥つき雑誌「たぁくらたぁ」のweb版が、更新されています。
http://o-emu.net/tarkuratar/
最新記事は、先日のトークの会で講演して下さった関口鉄夫さんの「最終処分場の原理と立地条件」です。
その前の記事は野池編集長による、『わたしの、終わらない旅』『小さき声のカノン』2本の映画を観ての記事です。
本誌の「たぁくらたぁ」同様、ぜひお読みいただきたいweb版です。      

いちえ

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