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2017年12月23日号「12月12日13日集会報告③」


◎13日「辺野古の工事、いまどうなっている?」
●北上田毅さん(沖縄平和市民連絡会、抗議船船長)
❶現在の辺野古の状況
 いま始まっているK9護岸の工事は当初の計画とは全く違っていて埋め立て用の土砂は海上搬送されている。
防衛局は埋め立て承認書の「環境保全に関し講じる措置を記載した図書」では護岸工事の石材は陸上搬送と明記していたが、9月27日に海上搬送することを明らかにした。環境保全図書の変更には知事の承認が必要で防衛局が勝手にできるものではないが、防衛局は知事承認の必要はないと言う。
 これから予定されている工事はK1、K4護岸と海岸線に沿っての工事を3月末まで進めるらしい。
カヌーメンバーが懸命の阻止行動に出ているが、海上にはフロートが何重にも張られていてカヌー1艇に海保が5、6人で抑えにかかっている。
辺野古側は浅いので工事がやりやすいため、あっという間にどんどん埋められてK1護岸は工事が進んでいる。
 工事の工程が全く変わってしまっているが、やりやすいところから簡単な工事から手をつけることによって、工事はここまで進んでいる、反対しても追いつかないと県民の諦めを誘うのが防衛局の工事の状況だ。
今日の防衛省との交渉では、問題はいろいろあるのだが、とりあえず大きな問題2点について追求したいと思っている。
一つは石材の海上搬送の問題、もう一つは活断層の問題、この問題をなんとか少しでも追求できればいいと思っている。
❷石材海上搬送の問題
 護岸工事や海上ヤードの捨て石など250,000立米の大量の土砂が必要で、これは10t積み大型ダンプで70,000台が必要になる。
1日100台で、正月も盆休みもなく毎日休みなく動かしてもまる2年かかる。
私たちは毎日座り込みをして排除されて、その脇をダンプが通っていくのを悔しい思いをして見なければならないでいるが、実はあの座り込みが工事の阻止に決定的な力を持っている。
先日9月の防衛省交渉で、業者にしてみれば自分達のペースで仕事ができないと、職員がちらっとこぼしていたが、私も30年間国土土木事業担当してきた土木の技術屋だから、それは判る。
いま防衛局は強がりを言って工事は着々と進行しているなどと言っているが、これではいつまでかかるかわからないので当初陸上搬送の計画だったのを、一部海上搬送にしている。
海上搬送によって新基地建設工事加速化という新聞報道もあるが、本部港からトラック190台分の石材を台船に積んでK9護岸に運ぶが、台船が接岸するのに1時間かかっている。
そこからトラックで運ぶのに、1日100台〜120台が精一杯だから2日かかる。
だから工事速度は、全然加速してはいない。
 土砂搬送については本部港、奥港の使用を翁長知事が認めてしまった。
奥の区民は反対したが、管理は県にあるということで使用が認められてしまった。
翁長知事に対して県民は許可取り消しを求め、知事は次に使用した時に住民への被害が明らかになれば取り消すと言った。
❸環境保全への影響
⑴ジュゴン・ウミガメ
 本部港、奥港から大浦湾への海上搬送ルートは、ジュゴンやウミガメが頻繁に確認されている海域で、この海域を石材を積んだ台船の走行が続くと、ジュゴンへの影響は深刻だ。
防衛局は環境保全図書で「ウミガメ類やジュゴンが頻繁に確認されている区域内をできる限り回避し」としているが、今回石材の海上搬送が予定されている海域は、まさにジュゴンが頻繁に確認されている海域なのだ。
北回りのルートは、防衛局の発表でも8月25日から9月30日にかけて、ジュゴンの鳴音が197回確認されている。
こうしたことから搬送ルートは南回りしかないが、今回、石材の海上搬送が予定されている海域は、北回りの「ジュゴンが頻繁に確認されている海域」ではないか?
⑵絶滅危惧種のサンゴ
 サンゴの移植問題では、移植が必要なサンゴは74,000群体あり9ヶ月を要する。
当然ながら工事が始まる前に移植を終えてなければならないが、それをせずに工事が始まっている。
防衛局は7月末からの調査で辺野古の側に14群体の絶滅危惧種が見つかり、その時県は防衛局とサンゴの移植について照会を続けている時期だったが、防衛局は絶滅危惧種が見つかったことを一切県に説明せず、説明したのは9月になってからだ。
その間に14群体の内13群体は死んでしまった。
そうなってから初めて、県に説明に来た。
サンゴの移植には沖縄県の漁業調整規則に基づく特別採用許可が必要で、知事の承認が要る。
その手続きを一つの群体のサンゴについてやった。
ところがこれがとんでもないまやかしと、知事に対する恫喝としか思えない。
今回の新基地建設事業で移植が対象になるサンゴは、防衛局の基準から言っても74,000群体あり、防衛局はその移植には9ヶ月かかると言っている。
いま移植基準の見直しが始まっているから、もっとそれは増える。
74,000群体の移植に関する特別採用許可の手続きが必要になるが、翁長知事は去年あたりからサンゴの移植の特別採用許可は認めないことを発表していた。
今回防衛局がやっているのは、「14群体の絶滅危惧種が見つかって13群体が死に、一つだけ残っている。それの採用許可を知事は認めるのか、認めないのか」と踏み絵を迫っている。
認めなければ、知事は環境保全・サンゴの保護に後ろ向きだ、と煽り立てるのだろう。
 本来絶滅危惧種のサンゴがある近くでは工事をすべきではないのだが、すぐ近くで工事を進めている。
埋め立てする土砂は採石場で洗浄することになっているが、洗浄されていないのか、海に投入後は海水が白濁する。
それはサンゴの死を招く。
また当然ながら、工事が始まる前に移植を終えてなければならないし、防衛局が出した文書でも事業開始前にやると書かれていたのに、それをせずに工事が始まっている。
今回も絶滅危惧種があるのを確認しながら、工事は続けるとぬけぬけと言っている。
それについても追求していきたい。
❹大浦湾の活断層の問題
 海底地盤についてもいろいろあるが今日は時間がないので、もう一つ問題になっている大浦湾の活断層の問題について話したい。
琉球大学の加藤名誉教授(地質学)が「(防衛局が今まで発表した資料からだけでも)大浦湾に活断層が存在する可能性は高い」と琉球新報(10月25日)と沖縄タイムス(11月3日)で指摘している。
実はこれは今わかったことではなく、もっと以前から日本自然保護協会とかいろんなところが指摘をしてきた。
そのことについて有耶無耶にしたまま、埋め立て承認がされてきた。
 大浦湾で一番深いところは海底60mほどあり、大浦湾に深い切り込みがある。
防衛局は、「この落ち込みは断層によると考えられる落ち込み」だと明記している。
これについて加藤名誉教授は、「この断層は比較的最近にできたものであり、活断層の疑いが強い」と指摘している。
これについて防衛省は、「既存文献によると沖縄北部において目立った活断層は確認されていない」と回答し、さらに11月15日の糸数慶子議員の質問主意書に対し「既存の文献によれば辺野古沿岸域における活断層の存在を示す記載はないことから、ご指摘の辺野古沿岸域に活断層が存在しているとは認識していない。このため、辺野古沿岸域における海底地盤の安全性については、問題ないものと認識している」という答弁書を出した。
活断層はないということを閣議決定している。
科学者の審議会でもないのに、政治家が閣議決定でこんなことを決めるなどありえない恐ろしいことだ。
 政府は、活断層がないことの根拠を既存の文献としか言わないが、それを追求したい。政府はどういう文献を当たったのか、明らかにするよう求める。
簡単に手に入る公立図書館にもある東京大学出版会の『新編 日本の活断層』、名護博物館の、名護市の教育委員会が作った『名護・やんばるの地質』では、「活構造」の断層と分類されており、「陸上活断層(活断層の疑いのあるリニアメント)確実度Ⅲ」とされている。
 既存の文献を持ち出すまでもなく防衛局は2014年度から昨年3月まで、大浦湾での海底ボーリング調査、弾性波探査を続けてきたし、今年になってからは大型調査船ポセイドンをはじめとした各種の調査も行ってきた。
今年の10月からは来年3月末までの予定で、また新たに2件のボーリング調査を発注し、調査が始まっている。
これだけ大きな調査をしているのだから、それを公表して専門家が見れば、一目瞭然のはずだ。
それらの資料をすべて出して、活断層は存在しないと説明するならともかく、資料も出さずに「既存の文献」だけを根拠にするのはありえない。
❺海上警備業務の過大積算
 会計検査院が辺野古新基地建設事業の3件の海上警備業務契約について1億8884万円の課題積算があったとする報告書を、11月8日に首相に提出した。
会計検査院の指摘によれば、防衛局は海上警備業務に従事する船長、船員等の労務単価について、防衛省の工事については国土交通省が定めた「公共工事設計労務単価」を適用することとされていたにもかかわらず、ライジングサンセキュリティサービス社1社のみから提出された単価をそのまま採用し、39,000円から59,400円と算定した。
そのために過大積算となった。
実際に受注業社が警備員に支払った金額は、9,000円から10,000円程度に過ぎなかったことが明らかになっている。
契約書では39,000円から59,400円として算出されているのに、2万円から5万円程度が警備員に支払われないまま、受注業社がピンハネしていたことになる。
受注業社にこれらの金額を返還させるべきではないか。
 ライジングサンセキュリティサービスは100%子会社のマリンセキュリティという会社で、これはとんでもない会社で、私たち船長の個人情報、顔写真などの資料を作ったり、海に油を勝手に流して、海上保安庁が捜査を続けている。
またパワハラ、残業代の未払い、社会保険の不加入など、ありとあらゆる不正行為が続いた会社で、ところが一般競争入札なのに毎年のようにその会社1社だけが応札をして請負率は99,4%を請け負ってきた会社だ。
❻外来生物侵入防止対策
 県外からの土砂2100万立米というが、特定外来生物の侵入を防ぐために沖縄県は土砂条例を作り色々取り組みを続けているが、県外から来るのは土砂なので洗えない。
土砂搬出元の西日本各地の住民運動(注:福岡・長崎・熊本・鹿児島・山口・香川の6県の組織「辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会」)が、連携してやっているが、そこでの交渉の中でも 奄美大島のガンずり(注:岩石を採石した際に出る細かい粒状の土砂)を防衛局・環境省の役人の前にドシャッと広げて「洗えば全部流れてしまう。どうするのか?」と追及したが、防衛局も環境省もそれに答えられなかった。
 ところが今回、防衛局から回答がきた。
「外来生物の侵入防止対策については、現在、実際の外来生物(セアカゴケグモ・アルゼンチンアリ等)を飼育等の上、当該外来生物を死滅させるための条件を試験により明らかにし、当該侵入防止対策の検討の資とすることとしている」と言っている。
殺虫剤でもかけるのか、何をするのか判らないが、これは沖縄県に対する正式な回答なので、具体的にはどういうことなのか追及していきたい。
 いま、辺野古へ運ばれている石材の搬出元の山は3ヶ所あり、主に国頭と本部だが、1日に3〜4回搬入されている。
規定ではダンプ1台分の土砂は150秒間洗浄しなければならないことになっているが、1日に100台で入れば洗浄時間だけで250分かかるから、とてもそのように洗浄しているとは思えない。
県では採石場内への立入り調査を求めているが、防衛局は業者の管轄であり、直接契約
関係にないから立入指示できないと言い、実態が判らずにいる。
西日本からは石材ではなくガンずりなので、水の洗浄はありえない。
❼辺野古弾薬庫
 11月9日の日米合同委員会で辺野古弾薬庫の再開発が決まり、4棟の建替工事を年明けに始めることで合意したという。
防衛省は2006年の米軍再編ロードマップに盛り込まれたキャンプシュワブ内の施設再編の一環で費用約20億円は日本政府が負担するとされている。
ところが辺野古の弾薬庫は、キャンプシュワブではない。
施設番号でも全く違う施設であって、キャンプシュワブの中に辺野古弾薬庫が含まれるわけではない。
今回の米軍再編のロードマップに明記されていない辺野古弾薬庫の再開発を、日本政府の負担でやるなどありえない。
このことについても、どこまで答えるかわからないが追及していきたい。

●山城博治さん
 昨日に続いて今日もたくさんの方に来ていただいて、本当にご苦労様です。
よくぞこれだけ天才的な技術者を送り込んでくださった京都の方達には、本当に感謝しています。
いま北上田さんに指摘いただいた多くの件でも、頭の中で整理しようとしてもなかなか整理できないが、断層の問題は、私の頭でもよく判った。
 沖縄の海域は全てがサンゴ礁に囲われていて、どこを見渡しても沖合いの方で波が上がるだけで、内海というかサンゴに囲われて海が広がっている。
しかしなぜか大浦湾だけは真下まで70mの深場の海が入っている。
いったいこれはなぜかと思っていたが、断層だからということがよく判った。
サンゴに囲われた沖縄の海の中でも、特筆すべき海域だということがよく判る。
目の前に70mの深場の海があるのは断層だと、判る。
そこに巨大な軍港を併せ持つ空港を作るのはどういうことかが判るが、同時にいま整備されようとしている新しい弾薬庫は、まさに断層の真上にくる。
 先日NHKの特番で報道されたが、復帰前の1970年に那覇空港から核弾頭をつけたミサイルが誤射で発射されて那覇港の沖合いに飛んで行った。
幸い爆発はしなかったが、秘密裏に米軍が回収して持ち帰ったという大変な放送があり、沖縄ではいま、核持込みの有無や弾薬庫の立入調査などを強く要求して、「核兵器から命を守る県民共闘会議」が立ち上がって、その動きが始まっている。
1300発の核弾頭と言われている。
もしかしたら朝鮮有事、大陸有事を狙っているのではないか。
キャンプシュワブの中にある弾薬庫に、核弾頭格納庫を改めて作り直すための弾薬庫整備ではないかとさえ思える。
しかもいま、これは活断層の真上に作られる辺野古の弾薬庫だということがわかった。
恐ろしい話だ。やってはならん!
そのあたり、北上田さんの力を借りながら止めていく運動が必要だ。
 もう一点どうしても言っておきたいのは、なぜ県政が土砂搬送を港から認めてしまったか、どうすれば止められるかを議論しなければならない。
あれだけ私たちの協議の中で決意を新たに、厳しい決意で臨んでいくと仰って頂いた県知事が、また本部港の使用を認めるという記事が12日の新聞に出て驚いているが、ここはどうにかして止めていきたい。
心が折れてしまう。
みんな頑張って、体張って、逮捕されてそれでもなお現場で阻止しているのに、後ろから県政が土砂搬送を認めてしまうなど、どうにも整理がつかない問題になる。
翁長さんを支持しないとは言っていない、オール沖縄にヒビを入れようなどとは思っていない、団結を強めるべきだ。
けれどもやっぱり、意見すべき時はすべきだと思う。
みんなの力を合わせて、翁長さんに土砂搬送は控えるべきだと申し上げねばならない。
 どういう手続きかで、もう一度搬入をして、その時点で問題があればやるということかもしれない。
なぜなら翁長さんは最初に認めた後に、使用に伴う規則を作って環境汚染や地域住民への迷惑があれば、その時は見直す必要があると後追い的に県の条項として追加してあるので、もう一度やって県の使用条件に反するようであれば取り消すという構えになるかもしれないと思いはするが、それは私たちが声を上げないといけない。
 先日熊本の天草に行き、採石現場となる小さな離島で現場を見てきた。
ガンずりというのは、商売上の大きな岩石を取り出す時に出てきた細かい土砂、つまり商売にならないものがガンずりで、その商売にならないものをさらに商売にするために沖縄に持ってくる。
岩を取り出した後に残った粉のようなものを、辺野古に運ぶというのだ。
だからそんなものを洗ったら海に流れてしまって、使い物にならない。
北上田さんの冗談を初めて聞きましたが、「どうするんでしょうね。あの2100万立米の土砂を1回焼くんでしょうか?」って。
 熊本の知事がこう仰っていた。
もし沖縄県から正式に要請があれば、沖縄に送らない方向で検討しても良いと熊本県知事が仰っている。
だから翁長県政が本気で止める気があれば、2100万立米の8割は全国からで、沖縄からは2割程度で土砂の大半は他所からくる。
だから6県の県知事さんに宛てて、洗うわけにも焼くわけにもいかないような土砂を、その方法が確立しない間は、土砂を沖縄県に送るのは県知事として了承しないということの表明を要請することができれば、大きな力になるはずだ。
 同時にいま一番求められているのは、熊本の県知事さんはそう仰って熊本の仲間たちは体を張って止めると言ってるのだから、他の土砂搬出の元で阻止行動が始まって、沖縄に土砂を送らないということになったら、全国の搬出元で始まったら、基地建設はお手上げになる。
あえて申し上げるが、ここは全国で連帯して取り組んでほしいというのが、いま切実な願いだ。
 あとケーソンで囲うということだが地盤が軟弱でケーソンではできない、ケーソンを持ち込んで作業する作業ヤードを埋め立てようとするが、その作業ヤードができない。
巨大な荷をデタラメに埋め立てたところ、どんどん沈下して埋め立てが多分できないだろう。
それでケーソン作業ヤードができず、ケーソンを持ち込めないという議論になっている。
大きな計画変更だ。
大きな計画変更するために、また県政に申請書を出さなければならない。
それは県政が了解するはずがない。
 だからどう考えてもしばらく大浦湾の深場のところは、手をつけない。
それで南側の浅瀬のところをどんどんやる。
順序が逆になっていて、本来深場の方から進めるはずが浅瀬の方からやって、見せかけのような工事が始まろうとしているのが今の実情だ。
できないことを見せかけのようにやって、県民の気持ちを砕こうとしている。
そのことを明らかにしていきたい。
 それから地元の問題がある。
奥の皆さんと港の問題、本部町の皆さんと港の問題、これは防衛局としても乗り越えなきゃいけない問題が山積している。
まず、地域に迷惑をかけないことが使用条件になっている。
1日200台も300台もあの地域に押しかけて、地域が迷惑しない筈がない。
できたらダンプなんか来ない方がいいに決まっている。
その一点を捉えても、奥漁港からの土砂搬送はありえない。
なぜそれを県政が認めるのだという交渉を、私たちも強めていきたい。
本部町についても、使用条件以外の使用がされていて岸壁だけの使用を認めた筈なのに、あそこでケーソンを作ったりコンクリートの塊を作ったりを民間の業者に認める筈がないので、やめさせる交渉をしていきたい。
 鹿児島の南大隅町の土砂搬送の現場は100m、100m四方の縦300mの縦穴を掘るという
なぜそんな穴を掘るのかと言ったら、川内原発の核廃棄物の最終処分場にするために、そういういびつな形の採取をする。
そんなことを鹿児島の人が知ったら、鹿児島の人は絶対反対だと言う。
南大隅は和牛の産地で、そんなことをやったら風評被害で牛が売れなくなるから、そんなことはさせないと言った。
 やはり、それぞれの現場に赴いてどういうことがあるか状況把握しながら、それを県政にも送って現地はこうなのだと伝えていきたい。
ぜひみんなの知恵を出し合いながら、学習を深めながらやっていきたい。
 しかし、本当に辛いですね。
こうやってみんなが必死になっているのに、どんどんどんどんやってくる国の不当で不法で、まさに不条理を極めるような手法で迫ってきているのを止める手立てがなぜないのか理解に苦しむが、そうであればそのように頑張っていきたいと思う。
 昨日言い忘れたが私たちの裁判で、添田さんのことだ。
山城博治は首謀者であるから私に2年半、稲葉に1年、添田に2年を求刑しながら、添田は非常に罪が深い、執行猶予中にさらに罪を犯しているから、よって実刑を処すべきだということが出されている。
つまり懲役刑は実刑のことだからなぜそれを実刑というかと思ったら、もしかしたら私たちには執行猶予が付くが、彼は執行猶予がつかないかもしれないということで実刑と言うのかもしれない。
いったい彼が何をしたというのか!
添田さんに着せられた罪は、彼が反ヘイトでずっと行動してきてそのことで実刑を科すというのではないか
どう考えても差別と偏見だ。
大阪の反ヘイト行動で執行猶予付きの刑に問われたが、執行猶予は終わり刑はもう終わっている。
彼が反差別の先頭に立って行動してきたから、権力側がそれを憎んでいるのだ。
私たちは絶対にそのような予断、偏見、権力による恣意的な暴力的な判決をさせないという取り組みをしていきたい。
 厳しい状況は続くが、どうか皆さん、顔を上げて笑顔を作って、しなやかに闘っていきましょう。

 そして博治さん、また歌いました!
喜勢武原(きせんばる)、時間がないので3番だけと言って。
♪喜勢武原空高く のろしよ燃え上がれ
平和の祈り込めて のろしよ燃えがれ
歌が聞こえるよ はるかな喜勢武原
皆の歌声は はるかな喜勢武原
    闘い疲れて 家路をたどりゃ
    友の歌声が 心に残る♪
この歌は恩納村の米軍射撃場に反対する闘いの歌です。
1976年、復帰後に米軍は恩納村喜勢武原で実弾砲撃演習を始め、それを阻止しようと闘いの中で生まれた歌です。
この阻止行動で逮捕された糸数隆さんは、糸数慶子さんのお連れ合いです。
私は昨年辺野古ゲート前の座り込みで初めてこの歌を聴き、強く心に残っています。

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