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BOOKS CAFE まいまい堂 TEL:090-4153-2007 FAX:026-219-2472

まいまい白書

まいまい堂は、アイビーハウス(長野市上千歳町1137-2)のシンボルである「螺旋(らせん)階段」からイメージしています。
「螺旋」とは、ドイツ語で「kanonn(カノン)」、フランス語では「escargot(エスカルゴ)」そして日本語では「蝸牛(かたつむり)」を意味しています。
蝸牛には舞々螺(まいまいつぶり)という別名もあります。まいまい堂はそこから命名したものですが、一部の人たちからは「My My堂」とも呼ばれています。

◉まいまい堂は、本を教養主義や教条主義の、あるいは自己啓発や啓蒙のための手立てとは考えておりません。同時に一部の好事家や蔵書家の骨董的偏重とも無縁でありたいと思っています。本来、読書とは孤独を友とする極めて個人的な体験であり、頭脳と内なる精神の交歓の場であると考えるからです。

◉まいまい堂は、活字離れや本離れの風潮には憂慮もせず悲嘆もしません。例え本が消えてしまったとしても、それを恐れるものではありません。本もまた社会の合わせ鏡であることを思えば、その現実を受け止めながら、それでも本は読み継がれるであろうし、残る本があると確信しています。

◉まいまい堂は、マーケティングや市場原理のお先棒を担ぐことには与しません。マーケティングや市場原理の好餌とされたときから、本は行き場を無くしてしまいました。従って「売れた」「売れない」といった価値観には「それがどうした!」とだけ応えておきます。

◉まいまい堂は、読みたくない本や嫌いな本が存在することを否定するものではありませんが、読みたくない本や嫌いな本は1冊も置きません。読書とは所詮、嗜好の産物であると考えるからです。

——–いま、本は行き場を無くしています。人もまた行き場を無くしています。まいまい堂は、少しばかりの矜持を貫くことで狭隘な世界から解放された人と本の出会いの場でありたいと考えています。
まいまい堂は、せくことなく、はやることなく、牛歩ならぬ「まい歩戦術」を貫き、ゆっくりじっくり歩いていく所存です。
尽きましては、どうか末長くご贔屓にしていただき、まいまい堂に遊んでいただけたら幸いです。

 2013年4月吉日

まいまい堂店主  村石 保