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「愛の腰巻装丁問答」5<番外編>

絵本市」で知り合った方から「絵本にも恋愛ものはありますよ」と教えてもらったのが、
『サウスポー』作:ジュディス・ヴィオースト/絵:はた こうしろう/訳:金原 瑞人/出版社:文溪堂
『すきになったら』作:ヒグチユウコ/出版社:ブロンズ新社
『じぶんだけの いろ』作・絵:レオ・レオニ/訳:谷川 俊太郎/出版社:好学社などである。流石に、絵本1000冊を持っていられる方である。
それにしても、絵本で恋愛を表現することは至難なことではないかと想像する。心の機微は小説であったとしても、ほどよく読者に通じるには、それなりの技術を要する。

先日、仕事で打ち合わせしているときに、某平和記念館の女史から「絵本の恋愛ものならこれ!」と薦められたのが『すきすき だいすき*ブルーノのプロポーズ*』(作:ピヨートル・ウィルコン/絵:ヨゼフ・ウィルコン/訳:いずみちほこ/セーラー出版)である。
サバンナに住むヒョウのブルーノがジャングルに住む黒ヒョウのリサに恋をする。ストーリーは極めてシンプルである。タイトルにあるように、ブルーノのリサにたいする「好き」という一途な想いが描かれているだけと言っても過言ではない。この絵本で久しぶりに「一途」という言葉を思い出した。
「一途」であることが、恋愛の価値を決定する、ということにおいて『すきすき だいすき*ブルーノのプロポーズ*』は、優れた絵本である。
何より、ウィルコンの絵がほのぼのと素晴らしい。

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