HOME » エムの全書籍-料理・郷土食-介護・健康・福祉-お知らせ»『信州の料理人、海を渡る。』(写真・文 大友秀俊)発刊!

『信州の料理人、海を渡る。』(写真・文 大友秀俊)発刊!


9784866230139

  • 『信州の料理人、海を渡る。』
  • パリ、香港……異国に活躍の場を求めた信州発料理人たちの姿に迫る
  • 写真・文 大友秀俊 
  • 装幀・デザイン/庄村友里(tremolo design)

  • 2017年11月3日
  • A4判 116ページ
  • ISBN:9784866230139 C0077
  • 2,900 円(税込価格3,132 円)

海外で評価が高まる日本人料理人。なかでも食の都パリではなぜか信州出身の料理人が活躍中です。軽井沢のホテルで長年活躍してきたフレンチの料理人でもある著者が、パリと香港に飛び、直接彼らに会って、同じ信州人料理人の目線から7人の料理人を取材・撮影してきました。
料理ガイドでもない、グルメ本でもない、料理人という生き方を通して見えてくる「信濃の国」……。外つ国に吹きぬける信州のそよ風のような料理、そして信州人料理人。

もくじ

まえがき
料理人たちの地図
凡例とおことわり

Sommaire
山岸啓介Keisuke Yamagishi(東御市出身)エチュード [étude]
大草 真Shin Ohkusa(信濃町出身)ラローム [L’ARÔme]
小林徹靖Tetsuyasu Kobayashi(松本市出身)スシ・オクダ [SUSHI OKUDA]
竹田和真Kazuma Chikuda(白馬村出身)ル・ソリレス [Le Sot l’Y Laisse]
小林 圭 et 稲沢尚徳(諏訪市、上松町出身)Kei Kobayashi et Naonori Inazawaケイ [KEI]
佐藤秀明Hideaki Sato(長野市出身)タヴィ旅 [ta vie旅 ]

【コラム Entrefilet 】
ギッド・ミシュランとは……
「若者よ、故郷に帰れ」後進を育てる、ということ
海を渡った日本人料理人たちの軌跡
なぜ、外つ国に生きるのか
「誰かいい人知らない?」
日本とフランスのかけはしに「ずく」出した信州の人々

旅の記憶 Voyages et rencontres inoubliables d’images et de souvenirs
あとがき

 

7

15

35

34

29

 

53

48

46

39


まえがきより

外つ国(とつくに)。
外国、異国、海外、海の向こうの国の意。
明治の維新以降、多くの日本人たちがまだ見ぬ外つ国に憧れ、やがて幾人が海を渡った。
それは見聞の旅であったり、勉学のため、修行のため、それぞれ目的は異なれど夢を
実現しようと行動に出た先駆者たちは、海上航路やシベリア鉄道経由で何日もかけて遥々
希望の都をめざした。
現地入りした彼らは真面目、器用、丁寧といった素質に加え、礼儀正しく、義理を尽く
すなど日本人特有の姿勢と勤勉さで現地への信用と足跡を残したと同時に日本人が活躍
できる土台を築き、後進たちへの道を拓いた。
彼らの精神と姿勢は次の世代、また次の世代へと引き継がれ、受け継がれ、今日では
交通網や通信環境の進化、ワーキング・ホリーデービザの導入もあり、以前に比べれば
海外へ渡る、活躍できるチャンスは各段に増している。
その結果だろうか、「いいレストランには、日本人料理人がいる」と、近年パリでよく聞
くようになった。それはパリに限らず、世界共通の話題である。彼らは単に仕事をしてい
るだけではない。ミシュランの星を獲得したり、地元の人々が贔屓にする店を作り上げた
り、我々が想像する以上に海外在住の日本人料理人たちは大活躍している。
なかでも長野県出身者の活躍が光って見えるのは私が信州人だからだろうか。故郷を
遠く離れた異国に渡り、本物の「本物」しか通用しない食の都パリで、あるいはアジアの
中心香港で、舌の肥えた世界の人々を魅了し続けている信州人料理人がいる。異国の調
理場のどこかに彼らが受け継いでいる信州人のDNA はあるのか。もしあるとするなら、
それは何なのか。彼らに会って、彼らが生きる日常の空間に身を置き、自らも料理人であ
る自分の五感で感じながら確かめてみたい。そんな思いから2016 年の晩秋、カメラを持っ
て一人飛行機に乗った。彼らの生きる「外つ国」をめざして。
本書では、第一線にいるオーナーシェフのみならず、夢追い人、寿司職人、次の世代
を担う若者まで、故郷を遠く離れたパリと香港を舞台に活躍する様々な料理人たちを取
材し、まとめた。
これは料理本であるが、料理人たちの生き様に迫った人間ドキュメンタリーであり、写
真集でもあり、レシピも少々、現地の観光名所も少しご紹介するなど様々な要素を取り入
れて構成し、これまでに前例のないものを目指した。
ここに登場する彼らには、いくつかの「共通点」がある。それは何であるか、読み終え
た時に発見していただければ幸いである。


大友秀俊 プロフィール
大友さんプロフ写真
1973 年長野県松本市生まれ。
辻調理師専門学校、同校グループフランス校を卒業後、長野県内及び北海道のホテルやレストランに勤務。
星野リゾート ホテル ブレストンコートにて運営受託部門のフランス料理スーパーバイザー、バンケット部門の披露宴会場シェフなどを務めたのち独立。「信州から撮って、書いて、発信もするフランス料理人」をキャッチフレーズに、フォトグラファー、ライター、フランス料理人の三足の草鞋を履き活動している。

0件の読者の声 »

コメントはまだありません。

この投稿へのコメントの RSS フィード。

本の感想をお寄せください。

編集部で掲載の可否を判断させていただきます。
あらかじめご了承ください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)




TOPへ戻る