たぁくらたぁ宣言!

本ばかり読んでいて落第して高校2年を2年やったという
「たぁくらたぁ」な板画家オジサンが、
自分たちが言いたいことを言える雑誌をつくろう、
などと戯れたことを言い出したのは5年ほど前のことだった。

「たぁくらたぁ」とはアホとかおバカさんを意味する信州の方言。

物事を熟考しない「たぁくらたぁ」は、つい「ならば、やるか」と安請け合いをし、
尻軽の「たぁくらたぁ」たちも一緒にたぶらかされて、
産直泥つきマガジン『たぁくらたぁ』を2004年4月に創刊した。

「3号雑誌」で終わるだろう、という大方の予想に反し、
『たぁくらたぁ』は発行部数をゆるやかに伸ばしながら
いつの間にやら15号を発行するに至った。

商業主義に背を向けた『たぁくらたぁ』を支持してくださる
心やさしい読者と執筆者に支えられてきた。
さらには、まったく会社の儲けにつながらない雑誌に
お付き合いしてくれる出版社に助けられてきた。

世の中は捨てたものではないぞ。

ならば、「たぁくらたぁ」がつくる『たぁくらたぁ』とは(ややこしい)、
どういう雑誌なのか。

編集いわく:「ぜひ、読んでください」
発行人いわく:「定価400円。損はさせません」

民主主義の基本は、自分の意見をきちんと述べること。
そして、その場をしっかりと確保し続けること。
『たぁくらたぁ』は鞘の中におとなしく収まることなく、
素人剣法ながらも、
この冷徹な社会に対して刀をぶんぶん振り回していくのだ。

さて、WEB版『たぁくらたぁ』がこうして開店しました。

雑誌『たぁくらたぁ』は、編集会議を何度も開き、みんなで企画を練り、
執筆者とのやり取りも重ね、
何を伝えたいのか、そこを明確にしながら編集していきます。
そこには編集長の独断や偏見も反映されるのです。
良くも悪くも、雑誌とはそういうものだと思います。

また、3ヵ月ほどのペースで発行される『たぁくらたぁ』は、
まるで、かたつむりのように、のろい。

が、WEB上は違います。
雑誌などというアナログ世界に比べれば、実に迅速です。
その迅速さを生かそうというのが、このWEB版。

雑誌では時間切れになってしまうような
『たぁくらたぁ』関連情報を、この場でお知らせしていきます。

また、編集委員によるコラム(編集日記リレー目安箱)
などもアップしていきます。
ただし、このコラムについては、規制緩和。
編集長の独断と偏見は封印いたします。
雑誌との違いを楽しんでください。

なお、インターネットをまったく使いこなさない編集委員もいます。
そのオジサンのコラムは登場しませんが、ご理解ください。

では、みなさま、
雑誌ならびにWEBともども、
『たぁくらたぁ』とのお付き合いのほどを、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

編集長 野池元基